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COLUMN

コラム2022.10.21

インタビューしてみました

外国人の介護職員が増えている今現在、春岡会も海外からの人材を受け入れ始めて4年がたちました。

最初は、期待や戸惑いなど様々な感情が生まれて色々な変化が起きたように思います。

まずは「職場の雰囲気が明るくなった」という印象を受けます。

今まで春岡会で受け入れてきた外国人は優しいというか、協力的な人が多く施設で行う行事などにも積極的に参加していますし、そういった日本的なことを学びたいという人もいます。

さらにプラスの変化として、日本人の職員たちが介護技術などを教えることで、日本人職員の成長機会にもなっているということです。

文化や風習が異なれば「価値観や考え方の違い」を感じる場面はどうしてもあります。

そういったすれ違いを防ぐためにも「十分なコミュニケーションを重ね、お互いに理解し合う姿勢が大切」だと思います。

今回、介護福祉士の国家試験に挑戦し見事合格した外国人3名にインタビューをしました。

 

  • フィリピン人介護福祉士のルーさんのインタビュー

1.日本に来て良かったことを教えてください。

フィリピン人の運転手さんはいつもクラクションを鳴らしています。その点、日本は静かで安心して歩けます。

2.介護福祉の試験に向けて、勉強はどのようにしていたのですか。

仕事に加えて、毎日国家試験に向けての勉強をするため、時間管理をするのが大変でした。過去問や問題集で分からないところは先生にもう一度説明してもらい、忘れやすいこと・覚えにくい単語は紙に書き壁に貼って、いつでも勉強のできる環境を作っていました。大好きな韓国ドラマや映画を観ることを暫く封印し、勉強に時間を費やしました。

3.国家試験に合格した前と後で、どんな変化がありましたか。

国家試験の前は緊張と不安で眠れないぐらいのストレスを感じていました。結果発表後は「合格」ということで丹陽の職員の皆さん、母国の家族・親戚が喜んでくれました。

自分自身も安心しました。

今後はプライドを持って仕事に取り組んでいきたいと思います。

4.今後もチャレンジしたいことを教えてください。

日本語能力試験N1の合格を目指したいです。

  • 中国人介護福祉士の宋見さんのインタビュー

1.日本に来て良かったことを教えてください。

横断歩道を渡る際、車が止まり歩行者優先で渡れること。また、財布を落としも見つかりました。届けてくれた人がいるということに驚きました。日本は安心して生活ができる国です。家族を呼びたいと思える国です。

2.介護福祉の試験に向けて、勉強はどのようにしていたのですか。

新しい問題・過去問を何度も解き復習をしました。

3.国家試験に合格した前と後で、どんな変化がありましたか。

国家試験の結果が出るまで不安で夜も眠れない状態が何日も続きました。合格発表当日、合格と分かった瞬間、嬉しさが満ちあふれ安心と成就感が生まれました。

4.今後もチャレンジしたいことを教えてください。

日本語能力試験N1の合格を目指したいです。

 

  • ベトナム人介護福祉士のトアンさんのインタビュー

1.日本に来て良かったことを教えてください。

交通機関が安全だと思いました。

2.介護福祉の試験に向けて、勉強はどのようにしていたのですか。

専門学校(介護)に通っていたので、学業とアルバイトを両立しながらの受験で大変でしたが1回で合格しラッキーでした。勉強は過去問を何回も解き、間違ったところは自分で調べました。そのお陰でより知識を深めることができました。

3.国家試験に合格した前と後で、どんな変化がありましたか。

国家試験の結果が出るまで不安と心配でよく寝られませんでした。結果発表はネットで確認しました。合格と分かった瞬間、嬉しさと安心感それと同時に達成感ありました。

また、丹陽の職員さんも自分と同じように喜んでくれました。感謝しています。

4.今後もチャレンジしたいことを教えてください。

ユニットミーテイングなど参加する機会が増えました。話すスピードが速くて聞き逃してしまうことがあります。今後のチャレンジとしては会話力・聴解力を身につけることです。

 

今後、外国人の受入れが進めば、良い人材を確保するための競争も激しくなると思います。

また、特定技能外国人は転職も自由にできるため、働く側に選んでもらえる施設づくりが

重要になってきます。外国人スタッフにとって居心地の良い職場を作っていきたいと考えます。

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